特徴
▶ 1968年創業、博多名物「とりかわ」発祥といわれる老舗焼鳥店
▶ 鶏の首皮を串に巻き、何度も焼いて仕上げる独特の「とりかわ」を考案
▶ 1978年に友泉亭から大名へ移転し、現在も受け継がれている一軒
概要
大名にある「権兵衛館」は、現在では博多名物として知られる、鶏皮を串にぐるぐる巻いた「とりかわ」発祥といわれる店。
UMAGAによると、創業は1968年。創業者の古賀貞己さんが福岡市城南区友泉亭に、わずか8坪、カウンター14席の小さな焼鳥店を開いたのが始まりだ。
開店当初は店名がなく、「名無しのゴンベエ」と呼ばれていたことから「焼とり権兵衛」という店名になったという(公式サイト)。
古賀さんは当時あまり利用されていなかった鶏の首皮に着目。首皮を串に巻き、焼いて脂を落とし、タレをつけてさらに焼く工程を繰り返すことで、現在の博多独特の「とりかわ」のスタイルを生み出した。
1978年には友泉亭から大名へ移転。その後店舗を拡大し、最盛期の1988年頃には約30店舗を構えるまでになったという。
現在では「博多とりかわ」「ぐるぐるとりかわ」などと呼ばれ、福岡を代表する名物のひとつとして多くの店で提供されている。
創業者の古賀貞己さんは2026年4月12日、94歳で逝去。TNCの報道によると、とりかわ誕生のきっかけのひとつは、鶏皮が苦手だった娘さんのために試行錯誤したことだったという。
現在の「権兵衛館」は後藤正行さんが引き継ぎ、古賀さんが生み出したとりかわを守り続けている。
店舗情報
権兵衛館(ごんべえやかた)
福岡市中央区大名2-1-43 東洋マンション1F
092-714-2296
17:00-22:30 (LO)
定休日:日曜日
喫煙可
訪問レポート
2026-09-15
博多名物「とりかわ」の発祥の店といわれている「権兵衛館」に初訪問。
以前から一度行ってみたいと思っていたが、料理の撮影が禁止されていることもあり、なかなか訪問するタイミングがなかった。
場所は大名のど真ん中だが、この日の店内は思っていたよりも年齢層が高めだったのが印象的。
今回は4人で訪問して、とりかわ3種類だけを注文してサクッと楽しんだ。
「とりかわ」(132円)は小ぶりなので、一口か二口で食べられるサイズ。
外側はカリッとしていて、中はやわらかい。
タレもしっかり染み込んでいる。
「とりかわ塩焼き」(132円)は塩がしっかり効いている。
皮の間にタマネギが挟まっているのが珍しいし、これは手間がかかっているね。
「とりかわ塩だれ焼き」(132円)は、自家製の塩だれに胡椒を効かせた味わい。
ちなみに「権兵衛館」は商品の撮影は禁止。
なぜ撮影禁止なのか女性スタッフの方に尋ねたところ、ずいぶん前に料理の写真をブログに掲載され、事実とは異なることを書かれたことがあったためとのことだった。
詳しい経緯までは確認できなかったが、2026年9月15日の訪問時点では商品の撮影は禁止となっている。
そのため今回の記事にも料理の写真はない。
博多名物として当たり前のように食べられるようになった「とりかわ」だが、その原点といわれる店で実際に食べることができたのは良かった。
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博多とりかわがどのように作られているのか、「博多とりかわ大臣」の工場を取材した記事はこちら。
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