特徴

▶ 人気ラーメン店が中華料理とワインを楽しめる店にリニューアル
▶ 「凛丹」出身の料理人が手がける自然素材の旨みを生かした中華
▶ 先代の無化調醤油ラーメンもそのままの味を継承

概要

2026年10月1日、久留米市東櫛原町に「しのわ 久留米」がオープンした。

7月末に閉店した人気店「醤油ラーメン しのわ」を、福岡で「I.N.U.wines」などを展開する息子の稲益さんが父親から引き継ぎ、中華料理とワインを楽しめる店としてリニューアル。

料理を担当するのは「凛丹」で8年、「台所ようは」で2年経験を積んだ苗井博人(みょういひろと)さん。昼は定食、夜は一品料理とワインを楽しめる。先代の無化調醤油ラーメンも継承している。

店舗情報

しのわ 久留米
福岡県久留米市東櫛原町1185-2
0942-38-1004
11:30-14:00
18:00-22:00
※前日までの予約で17:00からの営業も可能
定休日:月曜日、不定休
席数:17席(カウンター11席、4人掛けテーブル1卓、2人掛けテーブル1卓)
駐車場:あり

訪問レポート

2026-09-28 オープン前のレセプションで中華とワインを堪能

10月1日のオープンに先駆けて、レセプションに伺った。

以前の「醤油ラーメン しのわ」は、72歳になる稲益さんのお父さんが営んでいた人気店。今回、福岡で「I.N.U.wines」などを展開する息子の稲益さんが店を引き継ぎ、中華料理とワインを楽しめる店に生まれ変わった。

店内はコンテナのような鉄の天井と木製カウンターのコントラストが印象的。スタイリッシュでおしゃれな空間になっている。

料理を担当する苗井博人(みょうい ひろと)さんは、「凛丹」で8年、「台所ようは」で2年経験を積んだ料理人。

まずは4種類の前菜をいただいた。
中でも印象に残ったのが燻製手羽。1時間ほど塩漬けにした手羽をプーアール茶の茶葉で燻製しているそうで、これがうまい。
ほかにも、トリュフと牛肉の餃子、秋刀魚の春巻きなど、ひと工夫された中華料理が登場。

鰆のネギ蒸しは、レモングラスやバイマックルーを使って香りを引き立てた一品。中華料理でありながら、エスニックなニュアンスも感じられる。

料理に合わせてワインも楽しんだが、中華料理にはロゼワインがよく合う。

先代から受け継いだ醤油ラーメンもいただいた。
節系の風味が効いた醤油スープに、もちっとした中太のウェーブ麺。具材は炙りチャーシューと青梗菜など。苗井さんが先代から直接指導を受け、以前の味をそのまま継承するようにしているそうだ。

ピーマンとXO醤の炒飯は、やや硬めに仕上げられたご飯の食感が印象的。

デザートにはミルクプリンと杏仁豆腐もいただいた。

「しのわ 久留米」では、中華料理で使われがちな添加物を極力控え、自然素材の旨みを引き出すことを大切にしているという。

昼は「ラーメン定食」(1,100円)、「四川麻婆豆腐」(1,320円)、「豚肩ロースの黒酢スブタ」(1,320円)、「海老のチリソース煮」(1,320円)などの定食が中心。

夜は一品料理をワインと一緒に楽しめるスタイルで、ワイン1杯からでも気軽に立ち寄れるそうだ。

先代の醤油ラーメンを残しながら、本格的な中華料理とワインという新たな魅力が加わった「しのわ 久留米」。

久留米で中華とワインを楽しみたいときに、また訪れたい店だ。